前回のあらすじS!!! 学校から帰ってきたあたしの目の前に・・突如、現れた黒髪野郎(年齢&名前不詳) 尚且つ、あたしのアパートに勝手に進入しているうえ、あたしを『豆』扱い!!!! そんな、小さくないから、あたし・・・・・ てか!! 何で、鍵持ってんの!? さぁ♪ぬるま湯story、イザ出陣です☆(By 佐藤) |
ニヤニヤ顔を数秒(有り難く)拝んだ後、
あたしは奴に向かって「黙れ」と(聞こえるように)言うのだった。
その瞬間、奴の顔が歪む。
何、その顔・・・・ぷっ、ざまぁみろだ、ばーか。
そして、怒っているかのようにあたしは奴を見る。
まぁ、実際は・・笑いたくて、仕方が無いんだけどね。
なんて、思ってるいるのも蜉蝣の如く(咄嗟にあたしが作った言葉)、奴はドアを閉め、
なんと、ロックまでしやがったのだ。
がちゃんという音が何とも虚しい。
なっ、ちょっ・・・これじゃあ、部屋に入れない・・・。
「くそ野郎がっ!!」なんて、叫びたくともここはアパート内・・・・(一応ね)
評判なんて気にしないけど、目立つのはやっぱ、嫌かも・・・。
あー・・・ここは一つ、穏便に「入れてください」と頼む・・しかない・・・。
くそっ、あたしの部屋なのに・・。
心情的に「警察呼びますよ!!!」と叫んでしまいそうだが、ここは大人の余裕で。
あれ?
・・・・・・今のあたし、かなり、カッコイイ・・かも。
妄想やら想像やらで、何とか自分を納得させ、
小声で「入れてください」と奴に請う。
まるで、物乞いしているようだ。
勿論、他の人には聞かれたくないので、一回しか言わない。
だからかもしれないけど・・いっこうに扉が動く気配無し・・・
う・・・沈黙・・・。
てか、反応無し?
沈黙に耐え切れず、少しだけ弱気になる。
それでも、もう一回言うのはしゃくだった。
もう、穏便とかどうだっていい。
むしろ、奴との我慢くらべだ。
あたしは顔の筋肉を強張らせ、
開けてくれるのをひたすら待つのだった。
一時間経っても開けてくれなかった場合、大家さんとけーさつ呼ぶかな、うん。
ある意味、楽しみ・・・かも。
Continue!
えーと・・・・試験、あるんで・・・今はここまででお願いしやす・・(苦笑)
2/2 現在